□ 2003年11月5日開催セミナー/「ITを活用した個別実績原価管理の実際」 講師:山口俊之
ミクロの原価をつかまえろ!
「ITを活用した個別実績原価管理の実際」
ミクロの原価(個別のロットごとの原価)の原単位データは、
現場の作業実態が正確に反映されたデータです。
このデータがあれば、経営管理に、幅広く活用して、多くのメリットが引き出せます。
 マクロではなく、ミクロの実績原価が必要とされています。 なぜなら、ロット毎の損益、品番毎の損益、製番毎の損益を正確に知りたいからです。 これがないと、コストダウンや経営の意志決定ができなくなっているからです。
 個別実績原価原単位のデータは、最近のIT技術をもちいれば、自動的に、簡単に収集できます。 そして、得られたデータは、いままで見えなかった現場の作業実態を正確に反映してますから、 このデータを使ってコストダウンできますし、 AT(実作業時間)のデータはスケジューリングや能力給に使えますし、 もちろんERP(企業統合基幹ソフト)の基幹データベースのデータの信頼性向上に役立ちます。
 このセミナーでは、具体的な例をしめしながら、ミクロの原価の自動的な収集法を紹介し、 そのデータの活用法について述べます。
日時 平成15年11月5日(水)
時間 午後1時〜午後5時
講師 山口 俊之
会場 帝国ホテルタワー15階
費用 29,800円
セミナー内容 1.原価管理の目的
2.個別実績原価の原単位データの必要性
3.ITによる原単位データの把握法
4.原単位データによるコストダウン
(1)原材料の節減法
(2)作業者工数の節減法
(3)機械償却費の節減法
(4)その他変動費の節減法
5.実績作業工数と能力給
6.AT(実行時間)によるスケジューリング
7.ERPの基本データベースの刷新
8.まとめ
(1)成すべきこと(目標・到達点など)
(2)現状の問題点
(3)行動計画 (対策および順序など)
セミナー講師略歴
山口俊之
POP研究所 所長
略歴
昭和43年慶応義塾大学工学部卒業。 昭和43年から昭和56年まで(株)東芝府中工場で、交通システムの開発に従事。 この間電気学会等へ61件の論文発表。 昭和56年から平成15年まで(株)コンピュータ・テクニカにて、POPの概念を創案し、 全国1200工場以上で、POPシステム、および工場情報化システムの構築を支援。 現在POP研究所を設立し所長
著書
『第4のものづくり革命』(日本工業出版)
『パソコン現場管理のはなし』(日刊工業新聞社)
『やさしい現場情報化のすすめ』(日本工業出版)
『CIM時代のPOPシステム入門』(オーム社)など多数
コメント
厳しい競争のなかでは、全体のコストダウンも大事ですが、個別の赤字を止めることが先決です。 どの品番、どのロットが赤字なのか把握出来てますか? 個別実績原価管理の重要性はますます高まるばかりです。
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