□ 2003年12月9日開催セミナー/「工場の危機管理の再点検・突然の災害はなぜ起こるのか?」 講師:宮野正克 |
経営者・工場長・工場管理者の方々へ 工場リスクマネジメントシステムの再点検や構築に取り組まれる方々へ 工場リスクマネジメントシステムを構築する具体的手段を知りたい方々へ |
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「工場の危機管理の再点検・突然の災害はなぜ起こるのか?」 | |||||||
工場リスクマネジメントシステムをどう体系的に構築するか 経営環境や社会変革をリスク評価にどう織り込むか 工場のヒューマンエラー対策をどう実行するか |
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現在の問題および課題
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日本のモノづくりを代表する企業で工場事故が相次いでいる。
その共通要因は何か? 事故発生の多くの企業では、マニュアルは完備され、マニュアルどおりに実行されていたと推測される。 ではなぜ事故が発生したのか? 企業を取り巻く経営環境が急速に変化し、自動化・省人化、多品種短納期生産、 外国人労働者の急増、組織と技術の細分化による総合力の低下、等により、 想定外の事態が発生したと推測される向きもある。 ISO9001、ISO14001の導入・活用企業の増加は著しいが、工場の危機管理はこれで十分か? ISO9001、ISO14001は品質・地球環境対策であり、工場災害等も含まれるが、 その認証登録レベルでは十分とは言い難い。 また多くの製造業では、海外生産や輸入製品・輸入部品と競合し、 大幅なリストラとコスト削減を実行している。 この際に危機管理や基本手順が不備になっていることはないだろうか? 日本を代表する大手企業では不備はないと断言できるかもしれないが、 中堅企業、中小企業、零細企業ではどうかというと一抹の不安は残る。 「火の用心」は昔から言い続けているが、精神面だけでなく、 現実的でより具体的な手順・段取り、すなわち「工場リスクマネジメントシステム」の構築はどうすればいいのか? これを経営としてどう位置付けし、実行したらいいのか? 多くの企業では適切に実行されているのか?これは「否」である。 よしんば「工場リスクマネジメントシステム」が完成している企業であっても、 最後に実行するのは人間であり、このヒューマンエラー対策は出来ているかというと、 これも十分と言える企業は少ない。 とはいえ、過剰に対応することも適切ではない。 「工場リスクマネジメントシステム」を経営の重要な機能として捉え、 不測の事態発生なきよう、システム構築と常に適切な維持管理を実現しよう。 |
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セミナー講師略歴 | |||||||
宮野正克(みやのまさかつ) (株)インテグラ技術研究所 代表取締役会長 |
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略歴 1941年生まれ。静岡大学工業短期大学部卒。ヤマハ発動機(株)、 ヤマハエンジニアリング(株)取締役技術部長を経て、1991年(株)インテグラ技術研究所を設立。 技術コンサルタントとして、生産効率化、業務革新の実践指導、技術・技能者の人材育成指導。 技術士(経営工学部門)、中小企業診断士、ISO9001主任審査員、ISO14001主任審査員 |
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著書 『失敗例に学ぶCAD/CAM』(工業調査会出版:1987年6月) 『部品点数削減設計』(機会設計誌/日刊工業新聞社:1994年10月) 『作業者多能工化の進め方マニュアル』(アーバンプロデュース出版:2001年1月) 『目で見る工場診断』(日本規格協会:2003年6月) 『IT工場診断手法の研究』(日本生産管理学会:2003年8月) |
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コメント 「経営者は常にリスクマネジメントシステムの重要性を認識し、現実的行動のリーダーシップを発揮しなければならない。」 |
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