□ 2004年4月19日開催セミナー/「阪神大震災に学ぶ地震対策と危機管理」 講師:有光友治/小林誠
2004年4月19日(月)開催「工場の地震対策と危機管理セミナー」
神戸製鋼所はその時どうしたか!リスクマネジメントとは!
「阪神大震災に学ぶ地震対策と危機管理」
阪神・淡路大震災でそのとき神戸製鋼所は何を見てどうしたか! その後の防災対策は! そして「地震の国日本」における「ものづくりの国日本」の危機管理はどうあらねばならないかをポイント整理。 担当役員、工場長、リスクマネジメント担当必須のセミナー
 平成7年に発生した阪神・淡路大震災は企業に多大の損害を与えた。
 特に製造業は根幹である工場の生産が出来ないことで、従業員にも顧客にもひいては社会的にも多くの損害を生んでしまった。 株式会社神戸製鋼所は阪神・淡路大震災により1000億円を越える巨額の損失を被った。
 今われわれはこの貴重な体験を生の声で語ってもらいそれを自分自身の会社に置き換え対策を図っていかねばならない。
 また本セミナーではリスクマネジメントの立場から地震対策60のポイントをわかりやすく紹介する。 講師は地震リスクマネジメントの第一人者の小林誠氏にお願いする。 これらの対策如何で従業員の生命も含んだ損害を軽くすることも、大きくすることにもなる。
■セミナー受講料金  39,800円
13時〜15時
講師 有光友治
肩書き 元 株式会社神戸製鋼所 理事役 環境エネルギー部長
現 有光行政書士事務所代表
タイトル ・阪神・淡路大震災と神戸製鋼所
 その時と応急対策、復旧・復興対策、その後の防災対策
講演内容 阪神・淡路大震災から間もなく10年、 ややもすれば風化しがちな震災体験を思いおこし、今後の危機管理の参考に供したい。 まず、神戸本社、神鋼病院、神戸製鉄所、加古川製鉄所と被災内容の異なる4つの被災箇所について 被災概況と応急措置状況を振り返り、 次にそれを踏まえてその後策定したソフト、ハード両面にわたる地震防災の強化対策について紹介する。 また、被災直後の救急・救援、その後の復旧・復興の過程での地域社会への協力についても触れる。
講演目次 はじめに
 1、被災の概況
 2、応急対策
 3、地震防災対策の強化
   ・ハード対策
   ・ソフト・ハード対策
   ・ソフト対策
 4、生産のバックアップ体制
 5、地域社会への協力
おわりに
講師履歴 「昭和36年4月大阪大学工学部卒業、同年4月株式会社神戸製鋼所入社、 神戸製鉄所、加古川製鉄所で計測管理・環境管理業務に携わったあと、 昭和53年8月本社へ転勤、全社の環境管理・防災管理を統括する。 阪神・淡路大震災当時は理事環境エネルギー部長。 その後、理事役・顧問を経て平成13年9月同社退職。 法律事務所を経て平成14年5月有光行政書士事務所を開設し現在に至る。」
著書 日本機会学会発行・丸善発売「阪神・淡路大震災調査報告」分担執筆
15時〜17時
講師 小林誠
肩書き 株式会社 インターリスク総研 総合リスクマネジメント部長 主席研究員
タイトル ・企業の地震対策と危機管理 〜仕組みと対策のポイント〜
講演内容  日本は地震国である。今後も巨大地震は必ず発生し、企業は必ず被害を受ける。 そのときに備えて実際的で企業の文化を生かした地震対策を今のうちに作り上げておくことが企業の危機管理である。
 セミナーでは、企業の地震対策実態調査、講師が参画した日本工業規格策定事業、 そして企業に対する地震対策策定コンサルティングの経験などをもとに、今後の地震対策のあり方とその実務をとりまとめる。
講演目次 1、地震対策の見直し
2、地震対策定着のための管理指針
3、企業の地震対策のポイント
講師履歴 1.大学における講義
 ・神戸大学非常勤講師(1997年−1998年)(テーマ:「現代企業とリスクマネジメント」)
 ・横浜国立大学 (1999年)及び立命館大学 (2000年−2002年)(テーマ:「企業と地震対策」、「現代社会の光と影−情報セキュリティ」)で講義

2.講演
 ・農林水産行政における危機管理(農林水産省、2003年)
 ・リスクとリスクマネジメント(土木学会、2002年)
 ・リスクマネジメントシステムとその演習(東京都水道局、2002年)
 ・JIS Q 2001規格制定説明会(日本規格協会、2001年)
 ・新技術・新事業開発におけるリスクマネジメントシステム構築のポイント(日刊工業新聞社、2001年)
 ・実践リスクマネジメントシステムの構築法(日刊工業新聞社、2001年)
 ・高度建設技術研修(東京都職員研修所、2001年)
 ・専門家にとってリスクコミュニケーションはどうあるべきか(旧科技庁金属材料研究所、2000年)
 ・21世紀の企業が直面するリスク(神戸新聞社、1998年)  ほか講演及びセミナー多数実施。

3.委員
 ・千代田区における災害対策の基本的なあり方検討会(千代田区、2003年)
 ・日本防災士機構企画部会委員(2003年)
 ・警察庁・学校防犯海外調査委員会委員長(2001-2002年)
 ・旧通産省工業技術院リスクマネジメントシステム規格委員会委員及びシステムWG委員(1995-2001年)
 ・防災士制度推進委員会委員(2002年−2003年)
 ・危機管理システム学会理事(2000年−)ほか
著書 ・「企業の地震対策と危機管理」
  (共著、シュプリンガー・フェアラーク東京、2004年)
・「実践リスクマネジメント」(共著、経済法令研究会、2002年)
・「この一冊ですべてがわかる リスクマネジメントシステム」
  (共著、日刊工業新聞社、2002年)
・「実践リスクマネジメント」(共著、経済法令研究会、2002年)
・「企業の地震対策60のポイント」(東洋経済新報社、1995年)
・「FEMA企業と自治体のための総合地震対策指針」
  (日本規格協会、1995年)
■会場 ひょうご倶楽部・東京8Fホール
東京都中央区八重洲1丁目3番地(さくら呉服橋ビル)
TEL 03−3273−1405
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