□ 2004年9月29日開催セミナー/「日産NPWとそれを支える情報システム」 講師:武尾裕司先生・諏訪二朗先生
2004年9月29日(水)開催セミナー
日産のものづくり革命「NPW」同期生産
日産NPWとそれを支える情報システム
 日産がV字回復した背景の一つとして注目されるのが、 「NPW」(日産生産方式)と呼ばれるモノづくり革新の取り組みである。
 日産はこれまでも生産現場でのモノづくり革新に地道に取り組んできた。 最近では、「限りないお客さまへの同期」に代表される、 受注確定生産とこれに基づく生産現場を中心とした粘り強い取り組みと蓄積が、 日産のV字回復を支えたもう一つの秘密だといってよい。
 「出荷便合わせ生産」「アクチュアル順序生産」「つなぎ改善」など、 独自の視点からモノづくり革命に取り組んだ注目すべき多くの成果も生まれている。 それを支える柱の1つが生産計画、順序生産指示、確定生産指示、購入指示などの情報システムであり、 コンピュータの処理のもとで行われている。
 しかし生産現場ではいろいろなイレギュラーが発生する。 そのイレギュラー処理と情報システムの関係が重要な役割を果たす。 本セミナーでは今や日本の生産方式として脚光を浴びているNPWについての 解説をNPW推進部技術主管 武尾裕司氏に解説をお願いし、 NPWを支える情報システムについて、SCM企画部主担 諏訪二朗氏にお願いする。
■セミナー受講料金  29,800円 (税込31,290円)
■日時  平成16年9月29日(水) 13時〜17時
13時〜15時
講師 武尾裕司
肩書き 日産自動車株式会社 生産事業本部NPW推進部
同期生産・サプライヤ−支援グル−プ 主管
タイトル 「V字回復の原動力 NPWの全貌」
-独自の視点から同期生産。モノづくり革命に挑戦したNPWの核心と特色
講演内容 NPWの歴史はまだ浅い。 しかし、日産リバイバルプラン(NRP)への貢献とともに、この機をチャンスと捉え、 大きく成長したのも事実である。 本講では、「出荷便合わせ生産」や「完成車同期物流」などの事例の他、NPWの生まれやコンセプト、 NRPでの適用、NPWの特徴や各活動領域での取り組みなどについて紹介する
講演目次 1、NPWの概要
2、同期生産 3つの柱
3、実践活動
4、成果
15時〜17時
講師 諏訪二朗
肩書き 日産自動車株式会社 SCM本部SCM企画部 主担
タイトル NPWを支える情報システム
講演内容 NPWのコンセプトのひとつである 「お客様への限りない同期」の具現化を支援するSCMシステムの構成・機能についてご紹介する。
講演目次 1、「NPW」とSCMシステムの基本思想
2、システムの構成
3、各領域別基本機能のご紹介
4、今後の課題 〜 NPWの方向性とシステムへ求められる役割
■会場 虎ノ門パストラル 新館6Fペーシュ
東京都港区虎ノ門4−1−1
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