□ 2004年10月6日開催セミナー/「労基署の監督・指導の視点とその対策」 講師:雫文男先生
2004年10月6日(水)開催セミナー
元前労働基準監督署長・特司監に聞く
労基署の監督・指導の視点とその対策
労基署立ち入り調査(臨検監督)で慌てないための自主点検の要点
 厚生労働省は平成13年に、 「労働時間の適正管理基準」を、平成14年には「過重労働による健康障害防止の総合対策」の通達をだし、 時間管理の適正管理の推進を図っています。 この間、サービス残業時間の違反指摘、残業代不払いも強化しています。 また、過労死やメンタルヘルスの問題の背景に過重労働があると考え、 「労働時間の適正管理基準」の総合的な推進を図り、 すでに、各監督署や業界団体では、自主的な労働時間の適正管理も定着し、 その効果が発揮されているところです。
 しかしながら、改善勧告時の一時的な改善や、 勧告・指導を無視した悪質な事業所も見受けられます。 これは、労使間の不信や企業倫理に対する社会的な不信を生み出す問題であり、 厚生労働省、労働局、労働基準監督署では、労働組合等の利害関係者と協力し、 「労働時間の適正管理基準」推進のキャンペーン(平成16年10月)を実施するほか、 フリーダイヤルの設置、悪質な事業所に対しては、夜間臨検監督も含む、積極的な監督・指導を実施していく方針です。
 本セミナーでは元労働基準監督署長、特司監で現在株式会社労働情報館代表取締役 雫文男氏に、 労働基準監督署の最近の考え方、「労働時間の適正管理基準」の実施事項、 やっておく滝生管理など、自主点検などの緊急対応策をお聞きします。
 なお、派遣法の改正に伴う製造業の請負問題、 改正労働安全衛生管理システムの動向、長期有給休暇の活用など、最新の労働政策の動向についての解説も行います。
■セミナー受講料金  39,800円 (税込41,790円)
■日時  平成16年10月6日(水) 13時〜16時30分
■定員  50名
13時〜16時30分
講師 雫文男
肩書き ・株式会社労働情報館 代表取締役
・筑波大学大学院(経営学修士)修了
・元労働基準監督署長、特司監
・元筑波大学大学院(経営政策)講師
・社会保険労務士、労働安全・衛生コンサルタント
・OHSAS18001翻訳委員会事務局長
・(社)日本能率化協会審査登録センター 諮問委員会 副会長
タイトル 「労基署の監督・指導の視点とその対策」
講演内容  最近、労働基準監督署による労働時間管理に関する監督指導が厳しくなったと聞きます。 その背景となる、「労働時間の適正管理基準」及び「過重労働による健康障害防止の総合対策」の概要や、 改善すべき具体的な要点を聞きます。
 実際の経験者から、自主的適正管理の推進と、 悪質な法違反事業所に対する強制捜査や司法処分等の実施事例も話されます。
 最新の労働法規の改正点(製造業の派遣・請負、労働安全衛生管理)や顧問企業の取り組み事例も紹介します。
講演目次 1、最新の労働行政運営の状況
2、「労働時間の適正管理基準」及び「過重労働による健康障害防止の総合対策」の概要
3、悪質な法違反事業所に対する、監督・指導、司法処分等の実施事例の検討
4、労働時間の適正管理のための自主的な改善事項の要点
5、長期有給休暇の活用、キャリア形成
6、最新の労働法規の改正点(製造業の派遣・請負、労働安全衛生管理)
著書 「日本再生・失業のない社会をめざして」(文部科学副大臣と共著)
「OUSAS18001・18002翻訳と解説」 共著(日本規格協会)
「ILO/OSHー2001」JIS版翻訳 (日本規格協会)
「安全・品質・環境早わかり」共著(日本規格協会)
「創業創出助成金有効活用ハンドブック」(労働新聞社) 「労働基準法の基礎知識」(労働新聞社)
「安全衛生活動推進の基礎知識」労働省計画課監修版 (共著)
「賃金制度・人材活用のポイント」共著(同友館)
「人事・労務診断ハンドブック」共著(日本経済新聞社)
■会場 虎ノ門パストラル ペーシュの間
東京都港区虎ノ門4−1−1
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